同人音楽を頒布・展示していいですか?

OKの場合と、NGの場合があります。
当イベント内では、同人音楽の頒布・展示について以下のルールを設けさせて頂きます。

※原曲のリミックスではなく、原曲からのサンプリングも行っておらず、原曲とメロディが類似していない音楽は単純に「完全オリジナル楽曲」であり、原曲との関連性が作曲時のイメージ以外にないため、厳密に言うと「同人音楽」という表現は正しくないかも知れませんが、当イベントが同人イベント(二次創作の同人誌等を頒布・展示するイベント)であるという便宜上、当イベントでは「原作をイメージして作られた完全オリジナル楽曲」「同人音楽」と呼称しています。

頒布・配布NGの例

有料ダウンロードの同人音楽、広告つきの同人音楽
ダウンロードカードのみを頒布する形式の同人音楽
原作関連の音源素材(ゲームやCD等公式媒体に収録されている楽曲・効果音・ボイスなど)からのサンプリングを行っていたり、原作関連楽曲にメロディが類似している同人音楽
原作関連曲をリミックスした同人音楽

頒布・配布OKの例

CD-ROMなどの物理媒体にデータを焼いて頒布する形式の同人音楽(原作関連曲からのサンプリングを行わない、メロディが類似していない等、著作権に十分配慮したものに限る)
無料公開の同人音楽(広告がついていないもの)


当イベント内でだけの約束事ですので、主催の主観による判断である旨、ご了承ください。
ちなみに、ルールを策定にあたっては以下のような検討を行いました。

  • 前提として、著作権的に問題のない完全オリジナル楽曲であれば本来はダウンロード販売等を禁止する理由はないが、全ての参加者に「なぜ同人誌のダウンロード販売はダメで同人音楽はOKなのか」を理解して頂けるよう丁寧に説明して回るのは事実上不可能
    →当イベント参加者の混乱を回避するために、ダウンロード販売・広告付きでの展示は不可に。
  • 商業音楽同士の著作権侵害を争った訴訟において、争点は「メロディの類似性」である
    →基本的にメロディが類似していなければ裁判で類似性を証明することは難しいため、使用している楽器、テンポに関しては考慮せず「原作関連楽曲とメロディが類似」している楽曲のみNG。